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BitMEXの資金調達率(Funding)って何なの?意味・調達率の確認方法・過去チャートまで徹底解説します

ビットメックスには資金調達率(Funding)というものがあります。

これはFXで言えば「スワップ」のようなもので、ビットメックスの場合は1日3回(5時、13時、21時)手数料が発生し、”ロング(買い)・ショート(売り)のポジションによって、手数料をもらったり払ったりする”ということになります。

一番の問題点は、ビットメックスの資金調達率は1回あたり-0.375%~0.375%まで大きく変化するということ。

1日3回手数料が発生するということは1日ポジションを保有した場合は最大で「-0.375×3%~0.375×3%」=「-1.125%~1.125%」の範囲で変化するということで、これは”1日保有しているだけで1%以上の手数料になることがある”ということとイコールです。

「100万円のポジションを1日保有していただけで1万円以上の手数料がかかる(ことがある)」

こう考えると資金調達率はかなり高い手数料のように感じられますし、やはり資金調達率についてはある程度理解しておいた方が有利です。

ということでこのページでは、

  • そもそも資金調達率とは何なのか?
  • どうやってビットメックスの資金調達率を確認したらよいか?

について徹底解説していきます。

ビットメックスの資金調達率とは何なのか?

まずはビットメックスの資金調達率とは何なのかについて理解していきましょう。

資金調達率はスワップ金利に似ています

先ほど紹介したように資金調達率はFXでいうスワップ金利にとても似ています

例えば「円売り・ユーロ買い」のポジションを持つ場合は、

  • 円を売る⇒円の金利を払う
  • ユーロを買う⇒ユーロの金利を受け取る

ということになります。

この場合、ユーロの金利の方が高ければ金利で儲けることができますし、払う金利の方が高ければ(円の金利の方が高ければ)手数料を払うことになります。

ざっくり言えば、通貨同士の金利差によって、手数料を払ったり受け取ったりできる・・・これがいわゆる「スワップ」です。

XBTUSDの場合で考えてみる

では、ビットメックスでの「XBTUSD」の取引についても考えてみましょう。

XBTUSDの取引で「ロング(買い)」のポジションを持つとき

XBTUSDの取引で「ロング(買い)」のポジションを持つときは「USDを売ってXBTを買う」という取引になります。

この場合は、USDの金利を払ってXBTの金利を受け取るということになりますね。

XBTUSDの取引で「ショート(売り)」のポジションを持つとき

XBTUSDの取引で「ショート(売り)」のポジションを持つときは「XBTを売ってUSDを買う」という取引になります。

この場合は、XBTの金利を払ってUSDの金利を受け取るということになります。

そしてXBTとUSDの金利差が資金調達率であり、例えば資金調達率が0.05%の場合は、

  • ロング:0.05%の手数料が徴収される
  • ショート:0.05%の手数料がもらえる

ということになってきます。

具体的にXBTUSDの資金調達率を考えてみる

次はもう少し具体的な事例で考えていきましょう。

下記の画像は投稿段階のビットメックスの資金調達率です。

この場合は、

  • ロング:0.01%の手数料が徴収される
  • ショート:0.01%の手数料がもらえる

ということになります。

しかし、この資金調達率は金利差ですので「-0.03%」のようにマイナスになることもあります

例えば「-0.03%」と表記されていた場合は、

  • ロング:0.03%の手数料がもらえる
  • ショート:0.03%の手数料が徴収される

という関係になってきます。

この関係を表したのが以下の表です。

ロング ショート
資金調達率(+) 払う もらう
資金調達率(-) もらう 払う

このように資金調達率が「正」か「負」かで、手数料を払う・もらうが変化してきますので、必ずこの関係性は(高レバレッジで取引する人ほど)頭の隅に入れておくようにしましょう。

ビットメックスの資金調達率関連で覚えておきたい基礎テクニック

次にビットメックスの資金調達率関連で覚えておきたい3つの基礎テクニックを紹介していきます。

覚えておきたい基礎テクニック

  • 現在の資金調達率を確認する方法
  • 過去の資金調達率の履歴を確認する方法
  • 資金調達率は実現損益に反映されること

現在の資金調達率を確認する方法

現在の資金調達率は「取引」画面の右下より確認することができます。

過去の資金調達率の履歴を確認する方法

過去の資金調達率は、

  • 契約>過去のデータ>資金調達率履歴

より確認することができます。

資金調達率は実現損益に反映されること

「実現損益」の部分をマウスオーバーすると実現損益部分の数字が増えたり減ったりすることがあると思いますが、これは資金調達率が反映された数字であることを覚えておきましょう。

 

ビットメックスの資金調達率の過去チャート

では、資金調達率はプラスになることが多いのでしょうか?マイナスになることが多いのでしょうか?

また、資金調達率は最大で-0.375%~0.375%の間で変化するわけですが、一般的にはどれくらいの資金調達率であることが多いのでしょうか?

ここからはビットメックスの過去の資金調達率チャートを簡単に紹介していきます。

XBTUSDの資金調達率チャート

上記の画像はXBTUSDの2018年以降の資金調達率の推移(赤枠内)です。

これを見ていただくと分かるようにトータルでは資金調達率はマイナス(ロングは手数料をもらう・ショートは手数料を払う)ことが多く、ほとんどの場合0.01%~0.1%の間で推移していることが分かります。

ETHUSDの資金調達率

ETHUSDの資金調達率もマイナスになっていることが多く、0.01~0.02%の間で推移していることが分かります。

このように資金調達率は常に変動していますので、特にスキャルピング系の運用をする方は資金調達率を必ずチェックしてからトレードするようにしていきましょう。

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